Kotobanoyukue

自分が何者か忘れぬように

良くなりたいから病院に行くという至極当たり前のこと

ウェーイな20代。メンヘラから一番遠いところにいた私は、30を超えて病んでしまった。かかりつけのメンタルクリニック抗うつ剤も何度か処方されたが「私は病気ではない」「医者、とりわけ西洋医学は信じていない」という謎の信念で飲まなかった。でも、もう会社ブッチ家庭ブッチで逃亡寸前だった(この世からも)。

紹介された病院で医師に「もう仕事行けないかもしれません」(行けないとは言いきれない)と訴えると「希死念慮はありますか?」と聞かれた。「はい。イメトレのよう考えてます。あの公園は人通りが少ないとか、ホームセンターで必要なものはあれとあれかなーとか。でも気力がないでイメージ止まりです。はは。」

「あなたは通っているクリニックの先生に、自分のしんどいこととか話をしていないのですか?」

「話しません。診察は『どうですか最近。お薬いつものでいいですか』で終わります。何度か話しましたけど私のことを理解できないと思ったので。患者を診ないレベルの低い精神科医だと思います。(よくいうよな…)」

「あなたは何のためにそこに通っているのですか?」

「安定剤と眠剤もらうためです」

「○○さんは良くなりないから、そこに通い始めたんじゃないんですか。そんなとこ行って何になるんですか」

「…。」

「よくなりたいんじゃないんですか?」

「はい、もっと楽になりたいんです」

「じゃあクリニックを変えてください。まともなところに(笑)。僕が紹介します。そして月1ここでカウンセリングしましょう」

「…はい…。お願いします」

目からウロコだった。

私はよくなりたいと思っていたんだ。

忘れてた。これが2月の話。