Kotobanoyukue

自分が何者か忘れぬように

アニメ「クッキングパパ」の新しさ

Amazon Fire TVで「美味しんぼ」が見終わったので、最近「クッキングパパ」を見始めた。なんと1985年から連載が始まり、今も連載中という長寿漫画。アニメは92年に放送されたという。当時小学生だった私は、ファミリーアニメが苦手なのに加え、博多が舞台というのもどうもそそらず、見たことがなかった。それが今、めちゃくちゃハマっている。

斬新な設定は今でも結構斬新

当時は、「キャリアウーマンの母、家事育児(とくに食事作り)の一切担う父」という設定が斬新だったらしい。4半世紀経った今でも、こんな夫婦がほとんどいないのが、ちょっぴり悲しい。このデータを見ても、両親ともにフルタイムの場合、食事を作るのは主に「妻」なようである。うちはスーパーの総菜、オリジン様様なので、父母どっちもやっていない(爆)

SUUMOジャーナル調べ、 2016年「フルタイム夫婦の家事分担、実態アンケート」男女(n=300)

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今の時代とたいして変わらないところ

○共働きでがんがん料理する男性は珍しい。
→娘が都心の保育園に通っているが、私の周りでパパで日常的に料理しているのは、1割ほど。
注:スパイスにこだわった男のこだわり料理的な人はわりと見る。片付けはしないので奥さんに嫌がられている上、おいしさに同調を求めるので、家族は若干辟易している。

→こどもがいる場合、よっぽど奥さんの稼ぎが良くない限り、妻が家事を多く分担するのが多数派。(稼いでは欲しいけど、家事ができるキャパを残してほしいっていうのが、既婚男性の本音じゃないでしょうか…)※とくに団塊×専業コンボの息子はできない人が多い(そうじゃない人すみません)。

今の時代とかなり変わったところ

○OLが、堂々と取引先の人間にセクハラをされている。
→今なら、人生棒に振る可能性も。
○独身女が既婚のイイ男にポーッとする。
→「これは本当にこども向けのアニメだろうか」と言いたくなるくらい、夢子ちゃんが不倫願望をむき出し。今の若い子のほうがもっと地に足を着けて生きているような…。
○田中みたいな仕事のできない人間が会社にいる。
→牧歌的な時代の象徴。こんなふざけた社員がのうのうと会社生活を謳歌しているのを、私は見たことがない。
○アルコールを飲むシーンが多い。酒乱に甘い。
→成人は「酒が飲める」前提。
○パチンコに甘い。
→今なら炎上ですな。

これらはアニメ版「美味しんぼ」にもあるあるシーンです。妙齢の女性への「結婚はいつ?」いじりも普通にある。職場が職場なら降格もありえる(それも窮屈だよね)。

まとめ

当時に比べ今は、性的ハラスメント・酒・喫煙には劇的に厳しくなりったが、家庭内における女性の労働改善はたいして進んでいないように見える。

未来を見据えて新しいファミリーアニメを考えてみた。

○シェアハウスで子育てする男女
…phaさんのような「会社で働きたくない」男女が住まうシェアハウス。そこに住む女性(アルコール依存症)が、同じシェアハウスの男とはずみでセックスをして妊娠。ぐだぐだ悩みながらも、出産。母親がネグ(男は蒸発)で、見るに見かねてシェアハウスのダメ人間達が立ち上がる!こどもの成長、そして育児参加を通じて社会に関わるダメ人間たちのゆる~い成長を描くホーム&ヒューマンアニメ。目標は「こどもをリア充に!」。

なんてどうでしょうか、