Kotobanoyukue

自分が何者か忘れぬように

【日常】薬が嫌い。でも飲み続けるよ、ピルと睡眠導入剤。東京でサバイブするために。

生理がきた記念に、タイトルをフリースタイル風にしてみた。うれしい。未婚のころは、妊娠への不安から生理が来たと喜んでいたけど、セックスのない今は違う。生理前の腰痛、だるさ、膨満感、便秘、食欲に苦しむ。あと、確実に女子力が下がる。体臭もきつくなる。顔もむくむ。化粧のりも悪い。おなかが張ってウエストが苦しくなるので、体の線が出る服を着なくなる。性格もいつにも増して好戦的かつ、落ち込みやすくなる。そして一番最悪の症状が「高まる性欲」。体型崩れているのに、肉体はまだまだ現役の女で反吐が出る。生理が来てPMSから解き放たれる安堵感。排尿後、ティッシュに生理のしるしを見つけると、心の中でガッツポーズをする。

 

ここ数年、あまりにPMSがひどいので、婦人科にも何度も通った。月に半分くらい、上記の症状に付き合うのが限界だった。ピルを拒否していた私は、代表的な婦人系漢方薬である「加味逍遥散」「当帰芍薬散」などを試した。しかし、1日3回服薬のハードルの高さに挫折した。正しく続けていないので効用も謎だったが、だらしない私には続けられないことが分かった。

 

そしてついに私はピルに手を出した。最初に飲んだのは「マーベロン」。最初のピルの服薬のタイミングは生理1日目なのだが、私はその後出血が3週間とまらなかった。結局28錠飲みきった後、医者に相談し、2か月目は「トリキュラー」に変えてもらった。

 

結果、PMSの症状はなくなった(なんと性欲も!)。ただ、チャンピックス(禁煙治療薬)服薬していた時期に感じていたような、脳の鈍さがあった。チャンピックスって脳みそをいじくる薬だから結構やばいんですよ。副作用に「鬱」があるので、アメリカでは自殺者も出るという。ピルの場合は、言葉でうまく言えないけど、無理くり脳下垂体をいじくってホルモンを分泌させているせいか、自分がロボトミー手術されたような違和感があった。そしてはっきりわかる自覚症状は頭痛だった。そもそも喫煙者である私はピルの副作用である「血栓」が怖いのもあり、結局トータル3カ月で辞めてしまった。

 

この20円の占いチョコのような外見は確実に体に悪そうだ。

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そもそも私は薬が嫌いなのだ。医者も病院も嫌い。こいつらすぐ薬を飲まそうとするから。「薬ありきじゃなくて、『JIN』の南方仁のように患者を診ろや!」と思う。とはいえ、私は睡眠導入剤は常用している。それも、ずいぶん葛藤があった。でも眠らないと育児に支障が出るので、やむなく手を出したのがきっかけだった。

 

おそらく私の「薬嫌い」の背景は、両親の影響が色濃く出ているからだと考える。私はバリバリ左寄りの無農薬農業従事者を父に持つ。鍼灸師でもある父は、西洋医学を完全否定するので、私は子供頃、水ぼうそうと中耳炎以外でほとんど病院にいった記憶がない。母は地元で「子供のために地球を守る会(仮名)」という謎の団体を立ち上げ、夜な夜な「まだまだアジり足りなかった」ような現役教職員や問題意識の強い主婦などと口角泡飛ばして熱い議論をしていた。朝は青汁を飲ませれ、ごはんは玄米。レトルトお惣菜、ジャンクフード一切否定された。 

 

まぁ要は私は、生粋のアンチケミカル界エリート家庭で育ったので、「薬=悪」に刷り込みがあるのだと考える。私もほんとうはこんなものを飲みたくないのだ。でも、またピルも飲み始めるだろう。パソコン作業にPMSは本当に邪魔だから。睡眠導入剤も安定剤もやめない。仕事をやめない限り、常にストレスフルで減薬するタイミングなんてないから。東京で丸腰でサバイブするためには、薬は絶対必要。だから私は「こんなもの」と思いながら、今日も薬を飲む。